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桐の洗い

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『桐の洗い』

なんとなく言葉自体はお聞きになったことがあると思います。

でも正確に理解している人は少ない。

「削って綺麗にするんでしょ」
って思っている方がほとんどではないでしょうか。


でも実際には、その名の通り熱湯で洗います。

もちろん調整のために、洗った後にカンナやヤスリは使いますが、まずは“洗う”のです。


私たちは
「大切な家具は直して使うという欧米では当たり前の文化を日本にも広めたい」
という思いで、約15年前から修理専門工房を立ち上げ、約4年前には「家具修理ドットコム」という日本全国ネットワークを立ち上げました。

でも実はこの「桐の洗い」って世界的にも非常に珍しい、独特の文化なのです。

元々の木をほとんど削ることがないので何度でも綺麗によみがえらせることができるわけで、その意味では日本人の方が欧米より進んだ文化を持っているといえるわけです。


先人の知恵を大切に、そして後世の者としてさらに進んだ技術を磨いて、もっともっと文化を広めて行きたいと思います。

ファミリアのベビーダンス再塗装

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りんごの取っ手が付いた、とってもかわいいベビーダンス。

子供服で有名な、ファミリアさんの家具シリーズ。

残念ながら既に生産中止となっているのですが、
もう手に入らない家具だからこそ、きれいにリフォームして使いたいというお客様はとても多いです。

実はこの家具、作りの良さも注目すべきもの。

真っ白に塗装されているので中の板はなんでも良さそうなものですが、頑丈に作ることはファミリアさんとしてのポリシーなのでしょう。

実際今まで10台以上お修理してきましたが、大きく痛んでいるものはひとつもありませんでした。

通常のものよりもちろん高価な家具ですから、大切に扱われてきたこともあるのでしょうが、
何にしても大切に使われてきたものをまたお直しすることができることは我々にとっては一番うれしいこと。


今回のものは淡路島のご実家から、神戸のお孫さんへのおくりものでした。


ちなみにこの作業が入るといつも、塗装職人はいつもうれしそーにりんごを仕上げます。。。

さて何の修理でしょうか?

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工房には、時々家具以外の変わったモノも持ち込まれます。

写真に写っているのは、何かお分かりになりますか?


実はこれ古いベンツのダッシュボードなんです!


古き良き時代の車ばかり扱われているショップさんが、3年ほど前から時々お持ち込みになります。

数をこなすうちにだんだん特性がわかってきましたが、最初の頃は、未知の分野で、恐る恐る触っておりました。


しかしこれらの成型技術は本当にすごくて、毎回感心してしまいます。

エアコンの吹き出しだって、軽く家具を作れるくらいの手間がかかっています。


家具も車もそうですが、こういったものを目の当たりにすると
『昔のものはすごいな~』
という感動と同時に、
「僕らの作ったものは、50年先の人たちに感動を与えられるのだろうか?」
とちょっと心配になったりもします。


人類は進歩しなければなりません。


50年前の人々が現代にタイムスリップした時に、
「さすが未来は進んでいるなー」
と感心してもらえるよう、日々精進してまいります。

1まいが2ま~いに

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『テーブルを小さくリメイク』

“家族が減ったから”

“引越しするから”

“親が買ってくれたダイニングテーブルを子供のデスクにできないか?”


背景はさまざまですが、実はテーブルリメイクのご依頼はとても多いんです。


写真はただ単に小さくするだけではなく、2つのテーブルに分割した例。

脚はどうせだったら、と、オリジナルのものとそっくりにもう1セットお作りしました。


大切な家具を捨ててしまう前に、ぜひ一度ご相談ください。

玄関収納リフォーム

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前回に引き続き、玄関収納のお話です。

今回は今まで置いていた家具をイメージチェンジさせるパターン。


よく見ると実は同じ家具なんです。


色をアンティークなホワイトにして、
脚を取り除いた脚元には、間接照明をビルトイン。


とても明るい印象の玄関になりました。


玄関は家の顔。

きれいにしておくと、それだけでお家のイメージは格段にアップするので、リフォームポイントにはおすすめですよ。

本棚→下駄箱へのリメイク

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よく、
「思い出のある家具を、何かにリメイクできないか?」
とご質問を受けます。

その時は、
「何にでもリメイクできますよ。極端に言うと婚礼ダンスを椅子にすることだってできます。ただし、形を変えれば変えるほど、金額は高くなります」
と必ずお答えします。

他のものに形を変える場合、選択肢は無限にあるわけで、こちらからご提案をすることは非常に難しいわけです。

ただこれは逆に言うと、形が似ているものにリメイクするのであれば、費用はそんなにかからないということになります。


写真はそんな一例。

本棚と下駄箱は奥行きも似ています。

幅や高さも変えなければ、既存の本棚に扉と脚を取り付ければこんなにかっこ良い下駄箱が完成してしまうのです!


大切な家具は捨ててしまう前に、一度ご相談ください。

絞る!

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昔ながらの張り方に、『ボタン絞り』と呼ばれるタイプがあります。

ひとつひとつ裏から留めて、布や革を織り込んでいくのですが、実に手間がかかる!

イギリスの家具や、日本でもマルニというメーカーがよくこの方法を用いていましたが、最近の新製品ではほとんど見かけません。
製造コストに合わないのでしょう。

最近ではこれをできる職人さん自体、めっきり減ってしまいました。


でも手間が掛かるだけあって、やっぱりカッコイイですよね!


でもこの作業はとてつもなく力を使う作業で、富士一番の腕力の持ち主でも、この作業の後は必ず肩で息しながら休憩します。。。

ドレッサー(鏡台)のリフォーム

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家具のリフォームで、実は結構多いのがドレッサー(鏡台)。

現代の女性でドレッサーの前で必ずお化粧をする方は少なくなりましたが、女性にとって一番思い入れのある家具のひとつなのではないでしょうか。

ご自分を長きにわたり映してきたものなので、直して使いたい方が多いのだと思います。

そして最近多いご依頼が、
“椅子に座ってお化粧できるようにリフォームしたい”
というもの。

ひざや腰が悪い方にとって、とても深刻な問題なのです。


脚を取り付けるリフォームは何度かさせていただいたのですが、
↓↓↓
http://www.kagusyuri.com/repair/05_remake01_furniture/remake_furniture10.htm

写真はかなりの大改造を施した例。


元々あった鏡台に似た感じで両側にチェストを2列お作りして、大きく生まれ変わりました。

昨年末ごろお届けしたのですが、ご依頼主のお嬢様より
『想像以上です!』
とうれしいお言葉をいただき、もちろんお母様にも大変喜んでいただき、スタッフ一同ガッツポーズとりました。


(1日遅いですが)母の日にこんなプレゼントも素敵ですよね!

リメイスプロジェクト始動!

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日本はまだまだ家具の歴史は浅い国。
「家具を直して使う文化を日本にも広めたい」という思いで、私たちは修理を行ってきました。

その分野ではパイオニアであるという自負もありますし、大げさですが、「うちで直せなければ、日本で直せるところは無い」という自信もあります。

ただその活動を10年以上行ってきた中で、愛着はありながら家庭の事情で直されずに捨てられていく家具の多さに正直驚きました。

おじい様が亡くなって、息子さんのお家にはもう置くところがない・・・
お家を建替えるが、建築士先生から「これは次のイメージに合わない」と切り捨てられた・・・
いろいろなご事情で、手放さざるをえなくなってしまった家具は本当に多い。

少子高齢化が進む日本で、その数はおそらくもっともっと増えていく。


そこで新しい試みを始めました。

名づけて
『リメイスプロジェクト』

リメイスはリメイクしたイスという造語。


リサイクルショップやアンティークショップとは違い、その家具が有名デザイナーのものだから高く値段を付けることはしない。
基本的に販売金額は、「その家具をリメイクするためにかかった金額」のみ。
だからお引き取りする基準は
「その家具にどういうリメイクをしたら、また違った魅力を引き出すことができるか」となります。

リメイク完成のお写真は元の持ち主の方にお届けし、共に家具の再出発まで見届けていただきます。


倉庫の関係上とりあえずはイスを中心に、家具中古市場の活性化のポンプ役となって行こうと思います。


詳しくは下記URLか、フリーダイヤル(0120-704-099)までお問い合わせ下さい。
↓↓↓
http://www.fuji21.co.jp/fuji_rimeisu.htm

ホテルのお仕事

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現在、ある有名ホテルのソファ張替えを承っております。

そのホテルは大改装に伴ってフロアごとのテーマを決め、
ホテルの社長様、東京からいらしてた設計士の方々、そしてなぜか私も参加させていただき、フロアのイメージに沿った張り生地を決めていきました。


営業されながらの作業ですので、4~5本/週のペースで進めさせていただいておりますが、全て(100本!)完成させるまではまだまだ先が見えてきません。。。


さて、そんなわけで今回ホテルの改装という大きなプロジェクトに微力ながら参加させていただいているわけですが、やっぱりホテルってすごい!

家具の配置はもちろん、電球の向きや明るさまで、緻密に計算し、限られた空間を効率良く活用し、なおかつ非日常感まで演出しなければいけない。


ホテルの空間利用の仕方は、実は個人のお家づくりにもとても参考になるんです。

ベッドやソファの配置を先に考えた間取りなので、実際の広さ以上に広く見えたり、
綺麗な洗面室によって、心豊かになったり、
不必要なくらいエントランスに場所を取っても、それが結局はお家の顔になったり・・・


色々学んだことを、少しづつお店に還元していきます!