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家具付きリフォーム④

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純日本家屋を、現代風にリフォーム。

お客様からの一番のご要望は、
お子様が帰ってきた時に、顔を見て『ただいま』『おかえり』と言える家にしたい、というもの。

そこで思い切って子供部屋へ上がる階段の前にキッチンを持ってきました。
これならぜったいに顔を見て挨拶ができます。

最初の写真にある玄関の格子は実は前の家の引き戸を埋め込んだもの。
解体工事をしている時に、
「なんかこれもったいないですね」
と取っておいたものを、工事中に思い出して埋め込んでしまいました。

実はリフォームにはこんな思いつきやアイデアが一番大切。

リフォームは工事中に予期せぬことがいっぱい起こるので、いかに現場監督が対応できるかが鍵となってくるのです。


ちなみに床はタモの無垢材。
無垢ならではのやわらかい感触を楽しんでいただけますし、冬でも暖かいです。
同じタモ材を和室の琉球畳のまわりに配して、リビングと一体感が出ました!

家具付きリフォーム③

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半年ほど前にさせていただいたリフォームです。

いつもは今お使いの家具を活かしたご提案をするのですが、とにかく『新しく』というご依頼でしたので、家具ほとんど一式まで作らせていただきました。
こうして並べてみると『本当に同じお部屋?』と思ってしまうくらい見違えてしまいました。
(基本的に、Before→Afterの順番で写真を並べています)

でも、よくあるリフォーム業者のAfter写真とは一線を画しているはず。
それは『収納』の配置です。

ただ単に壁を抜いて広くするだけがリフォームではない。

しっかりと適材適所な収納を同時に考えてあげないと、住み始めてから1年後が全然違うんです。


さらに充実したご提案ができるよう、富士ではスタッフ全員が『収納コーディネーター』を取得しました。

今年は『収納リフォーム』に燃えています!

家具付きリフォーム②

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最初から家具を含めたリフォームを行うと、とてもよい空間が出来上ります、のその②です。

前回と違って、グッとクラシックな空間。

すっきりした造り付け家具は他でも見ることができますが、こういったクラシックなものはとてもめずらしいと思います。
見た目はクラシックでも機能性はバッチリで、一見ただのL字型サイドボードですが、実はその一部がパソコンスペースに早変りします。


写真で見ていただきたいポイントが実はもうひとつあるんです。


「うちは狭いから、大きい家具を入れたら狭くなるのよ」
とよく言われます。

そこで家具を入れる前と入れた後の写真を見比べてみてください。
もちろんお部屋に対してのバランスが最も大切ですが、細かい家具たちが雑然とあるよりも、お部屋に合った大きさの家具が入っている方が不思議と広く見えませんか?

マンションの内覧会や、不動産屋さんと部屋の下見に行った時に、「思っていたよりも狭いなあ」
と感じられたことはありませんか?
これも基本的には上と同じことなのです。


”物が無い方が狭く感じる”って理屈でうまく説明はできません。

でも写真で見比べてみてください。

いかがですか?

家具付きリフォーム①

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私たちのリフォームの特徴は、
『リフォームと同時にその空間に一番合った家具を揃えられる』ことです。

せっかくリフォームしたのに、間取りが出来上がってから
「さあ、どんな家具を置こう?」
ではリフォームの価値がありません。

ちなみに海外では「この家具がマッチできるように」とリフォームすることもよくあります。
つまり家具に家を合わせていくのです。

そこまで極端でなくても、お部屋は家具が入って初めて絵になるもの。だったら家具も同時にデザインする必要があるのです。


お写真は和室のリフォーム。
リフォームとしては垂れ壁(フスマの上の壁)撤去等それほど目立ったことはしていませんが、家具が入ったことでグッとお部屋が締まりました。

天井の仕切りをなくし、光を取り入れ、和室すぎない空間を目指しました。

こんな和室だったら、常にフスマは開けておき、しっかりリビングの一部になってくれます。


そしてこの迫力満点のTV台。
最初からこのTV台を設計していたので、後付け感がまったくありません。
1枚物の天板はクレーン車で窓から搬入したもの。

実物は写真よりもさらに迫力満点です!

震災から15年

このブログをはじめた時から、「個人的なことは一切書くことはやめよう」と決めていました。
個人的な日記としてではなく、少しでも会社のことを知っていただけるためだけのブログにしたかったからです。

しかし、震災から15年の日にはじめて少しだけ個人的なことを書かせていただきます。


実は私は震災を経験していません。


中学までは西宮で暮らしましたが、高校から関東の学校に進学し、ひとり暮らしをしていました。
震災当時は大学3年生で、神奈川県の藤沢市(江ノ島近く)に住んでいました。
ヨット部という、年間200日以上合宿をしている特殊な部活に入っていた私は、貴重なシーズンオフを満喫している真っ最中。
震災の前の日も夜中3時か4時まで遊んでいたため、震災の起きた時間は熟睡中でした。

朝友人たちから電話を受け、それから慌てて家に連絡を取り続け、ようやく電話が通じたのは昼過ぎ。
その時は、
「みんな無事だから心配するな。余震が続いているのでこっちには帰って来るな。」とだけ言われました。

2日後だったと思います。ようやく電話も通じやすくなってきて、何度目かの電話で少し冷静になってきた私は、当時の社長だった父に会社の状況を尋ねました。すると父は
「会社はグチャグチャだ。店も商品もすべて使い物にならない。でもお店の人たちはみんな無事だ。金はまたみんなで稼げばいいだけのことだから何の心配もしなくていい。ジタバタしても始まらないから今は割れなかった酒を集めて飲んでいるところだ。ワハハハ」と高らかに笑っていました。


震災後、富士では歩いている人たちの休息場所となれるように商品の椅子たちを国道にすべて並べ、また祖父のいる和歌山からはミカンを大量に送ってもらい、水分補給しながら自由に休んでいただいたそうです。。
(長い間交通機関がマヒしていたので、大阪⇔神戸間は国道沿いを大人から子供までたくさんの人が歩いて移動していました。)

店の前には母が心を込めて復興を願い、「たおやかに 美しい 夙川」と書いた貼り紙を貼りました。

また、夜も活気が少しでも出ればと、生き残った照明をすべて付け明々と店を照らしていました。

どれも道を歩く人たちからとても喜ばれたそうです。

あの震災が起こるまで、私の中には「実家に帰って跡を継ごう」という気持ちは全くありませんでした。
そんなに強い理由は無かったけれど、何となく家業を継ぐということに対して、「自分の力じゃない」「かっこ悪い」という抵抗がありました。
でも震災、というかそれをを乗り越えようとしている父や母の姿を見ていたら、『なんとなく継ぎたくない』という自分の抵抗がものすごく小さいものに思えてきました。
そんなちっぽけなことよりも両親が常に前を向いて守ろうとしている『会社』という存在をより長く続けていくことの方が全然大きなことで、それを実行することが自分の使命であると感じるようになりました。
(ちなみに毎日新聞の記事で私が2代目だと紹介されていますが本当は私で3代目になります)


震災が無くても、もしかしたら遅かれ早かれ継いでいたのかもしれません。
しかし、あの経験がなければ、「強い使命感」は生まれなかったと思います。


今は『住まう』という、大きな題材をもっともっと深く掘り下げ、ずっとこれからも世間から必要とされるような老舗企業を作っていくことが私の使命だと思っています。
今年で創業50周年を迎えますが、当面は『創業100年』にすることが私の目標です。


長々と書いてしまいましたが、震災から15年という節目に再度気持ちを引き締めるべく書かせていただきました。


最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

テレビボードのリメイク

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この数年でテレビの大きさが飛躍的に大きくなりました。

買い換えたら、大きさが2倍になった(面積的には4倍!)という方も多いのではないでしょうか。

そこで困るのがそれまで使っていたテレビボード。

せっかくあつらえて作ったテレビボードも、テレビが入らなければただの箱(しかも使えない”箱”)です。


そんな家具でお困りであれば、ぜひ私たちにご相談ください。


ちなみに写真のように天板を作り変えて、費用は5~7万円くらい。

天板の穴埋めでよければもっとリーズナブルに可能です。


まずはお気軽にご相談ください。

また新聞に取材していただきました!

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昨年末に新聞社から取材を受け、本日付の記事として掲載されました。

ロレックス コピー 代引き「家具修理.com」についてのことだとばかり思っていたら、なんだか個人的にも大きく書かれていて、かなり気恥ずかしい。。。

しかし、昨年末から新聞やTVにて取り上げていただき、本当にうれしい限りです!
今自分たちがしていることが、時代のニーズに合っていることなんだと改めて実感しています。

私たちだけの力で「家具を直して使う」文化を日本全国に広めていくことには限界があります。
メディアという力があって初めて世の中を動かす力になるのだと思います。

もっともっと取材していただけるよう、
私たちももっともっと努力してまいります!

収納壁

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新年明けましておめでとうございます。

今年の富士のテーマはズバリ『収納』です。

『収納』といっても、方法はいろいろ。

もちろん今までの家具や、造りつけの家具はもちろん、
押入れリフォームや収納壁(写真)もどんどん行っていきます。

収納壁とは、既存の壁に奥行き15~20センチのオープンな棚を取り付けたもの。
基本的にこの奥行きの家具は自立することが難しく施工を伴います。
ですから一般的には売られていません。
でもお客様の声で、奥行きの浅い収納の要望ってとっても多いんです。

今までも何度かそういった収納はお作りしましたが、今年から本格的にこれを商品化していきたいと思います。

2月終わりまでには全店にこれを展示していきます。
ご期待ください。

Wiiの収納

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ゲーム機って収納に困りませんか?

特にWiiは付属パーツの種類が多いです。

それにひとつひとつが結構大きい。

それらがテレビ廻りに散らかっていると、せっかくのリビングが台無しになってしまう。。。
かといって、子供たち(大人たち)はすぐに使えるようにしておきたいもの。

それには、やっぱりWiiがきちんと入るテレビ台が一番。

もちろんハンドルやヌンチャクもしっかり収納。


定位置が決まっていると、子供たち(大人たち)もちゃんと片付けられるんです!

キッチンリフォーム ~つづき~

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欧米ではキッチンスペース(とダイニング)と、リビングスペース(またはサロン)は別々になっていることが多いです。

でも日本では今や対面式キッチンが完全に主流となっています。

それはなぜでしょうか?

一番大きな理由は、やはり絶対的な広さの違いによるものでしょう。

戦後、日本人にとって『家』とは『基地』みたいな存在でした。つまり会社や学校に出かける為、栄養補給(食事)するための基地。
休日は家で過ごすよりも、どこかに出かけていくことが「豊かな生活」の証でした。
でも最近は、『家』に求める要素が確実に変わってきています。
休日にお気に入りの椅子に座って、おいしいお酒を横に置いて、好きな作家の小説を読むことが「贅沢」だと思う人も増えてきました。

家にいる時間を大切にしたい
    ↓
限られた空間を最大限に広く見せて暮らしたい
    ↓
キッチンとの壁は取り払ってしまいたい

そんなところでしょうか。

大切なのは、『いかに一体感のある空間をつくるか』ということ。

そして「見せる」部分と「隠したい」部分を両立させないといけない。


なんだか難しいことみたいですが、要は見栄えが良くて機能的なキッチン収納をいかに作り上げるかが大切なのです。

どうぞお気軽にご相談ください。