現在製作中でございます!
ひとつひとつ手作りで。。。
黙々と作り続けます。。。
新年あけましておめでとうございます。(遅いですが…)
さて連続テレビ小説ではウィスキーづくりの真っ最中ですが、今回「ビールづくり」のお手伝いをさせていただくことになりました。
といっても、サーバーの取っ手部分なので、厳密にはビールづくりというかどうかは微妙なのですが…
有名ビールメーカーが、東京にフラッグシップ店舗を出店するに当たってのご依頼です。
特注のサーバーに装着される予定です。
サンプルを一度お作りして、材種がこのたび決定し、これから本格的な製造に入ります。
ビールを口にされる方が、おいしく感じていただけると良いのですが…
お手軽リフォームのご提案です。
世の中で、リフォームしたい場所のナンバーワンは、やはりキッチンだと思います。
ではなぜリフォームされたいのでしょうか?
コンロが壊れた
IHに変えたい
水道の調子が悪い
料理しながらテレビが見えるようにしたい
等々動機は様々ですが、実は意外と多いのが、
扉がめくれてきて汚くなった
蝶番の調子が悪くて、開閉しづらくなった
昔のメラニンの質感が気に入らない
といった、扉に対する不満。
であれば、扉だけ取り替えてリフレッシュしてみてはいかがですか?
実例写真の1→2は、吊り棚部分をそのまま活かして、扉を付替えた例
3→4は、下台の扉を再製作した例です。
かなりイメージチェンジできますよ!
玄関ドアの再塗装も承っております。
今回ご依頼いただいた方は、一度塗装屋さん(ペンキ屋さん)に依頼されたものの、のっぺりと、質感がなくなってしまったため、再度塗り替えができる所を探しておられたとのことでした。
弊社で行う塗装は、ペンキ屋さんのそれとは違い、家具と同様な手順で行います。
流れとしては、
①玄関ドアを採寸
②仮ドア(またはハメ殺し用の板)製作
~約2週間~
③玄関ドア取り外し+仮ドア設置
④持ち帰ったドアの塗装剥離+再塗装
~約2週間~
④仮ドア撤去+再生ドアの取付け・調整
といった感じになります。
「現場で作業して」
とよく言われるのですが、家具と同様な、木目を活かした塗装を現場で行うことはほぼ不可能です。
ちなみに仕上げの塗料には、セラウッドという特殊な塗料を使う為、耐久性もバツグンです。
ぜひお気軽にご相談下さい。
7月にご紹介した、
「家電を隠す」
http://www.fuji21.co.jp/blog/diary.cgi?no=243
の別バージョンをご紹介します。
前回はホワイトとナチュラルの組み合わせでしたが今回はぐっと落ち着いた色目+横桟で、「和」のテイスト。
一見すると、昔の「水屋」風。
でも中身はもちろん現代に合わせて使いやすくお作りしました。
さて、キッチン収納をお作りする時にいつも疑問に思うことがあります。
それは「ゴミ箱」について。
日本のキッチンには、ゴミ箱が標準で付いている物が極端に少ないのは何故なのでしょうか?
私は家具の金物が好きで、金物だけの展示会に行ったりします。
(かなりマニアな展示会なのですが…)
家具の金物は、やはりドイツ製が一番進んでいます。
今では珍しくなくなった、スーっと閉まる引き出しや扉の金物も、ドイツメーカーが一番に開発しました。
ip20という、システム収納のメーカーも元はドイツの会社です。(日本法人は倒産してしまったようですが・・・)
ドイツ本国の金物カタログを見ていると、
壁からベッドが出てきたり、
キッチンカウンターからテーブルが出てきたり、
思いもよらない方向に扉が開いたり、
それはそれは面白いんです。
さて話が逸れてしまいました。
なぜこんなことを書いているかというと、実は金物のカタログにはゴミ箱の金物がとてもたくさん載っているのです!
しかしそれらのほとんどは、私たちがお作りする食器棚や家電収納に組み込もうと思っても、奥行が大きすぎて使えない。。。
もともとキッチンに組み込むよう設計されているのです。。。
ゴミ箱ってすごく大切なものではありませんか?
でもゴミ箱ってキッチンで邪魔な位置にありませんか?
またはゴミ箱があることによって、その上の空間が死んでいませんか?
逆にそれが使いやすく設計されていたら、とても使いやすいキッチンになると思うのです。
もしキッチンメーカーの方がこの文章をご覧になっていたら、
もしくはお知り合いの方にそんな方がいらしたら、
ぜひご検討していただけると幸いです。
何卒よろしくお願いいたします!
「造り付けの家具に扉をつけて欲しい」
というご依頼。
オープンな棚は便利な反面、かなり綺麗にしておかないとゴチャゴチャ見えてしまう。
さらに今回の場合は、その中に小型冷蔵庫を格納されたいために、扉が必須でした。
(冷蔵庫裏の板は、冷蔵庫の形に合わせてくりぬきします)
こういった場合、色味を合わせることが一番難しい。
特に今回は、元々弊社でおつくりした家具ではないため、現物とにらめっこしながらの製作となり、最後までドキドキでしたが、設置終わってみてみると全く違和感なしに仕上がりました。
以前の写真と比べてみると、スッキリ感が一目瞭然!
お客様にもとても喜んでいただけました。
武田哲男氏の書かれた記事。
武田氏は、CS(顧客満足)という観点からサービスそのものを深く追求し続けている方で、その道ではとても有名な方です。
実は私の母の元上司であり、父もとてもお世話になっている方でもあります。
さて記事で私が一番印象に残ったのは、
「すべてのスタッフがすべてのメニューを深く理解し、担当を超えて知識と情報を共有できていることの大切さ」という部分。
最近多くの会社が目指しているのは、専門分野をより細分化してその分野のスペシャリストを育成し、その集合体でもって総合力とするという考え方ではないでしょうか。
確かにその方が総合的な知識をすべてのスタッフに教えていくよりも、コストも時間も大幅に節約できます。
しかしこれは会社側の論理であって、顧客や、また働いているスタッフの望んでいることではないのではないでしょうか。
現代では、例えばお店に行っても、もしくは電話で商品について問い合わせしても、
「今担当を呼んできます」
と言われることがとても多い。
でも例えばスーパーで、肉売り場にいる店員さんが、
「今日はこんな旬の野菜が売っているから、それと合わせてこんな料理がおすすめだよ」
って言ってくれたら、そしてその取り合わせが、自分の知らないような素敵なものだったら、きっとそのお店のファンになってしまうことでしょう。
もうひとつ印象に残ったのは、
「現代の顧客は、“気遣い”や“臨機応変な対応”を求めている」というフレーズ。
でも臨機応変な対応をするためには、やはり全ての業務をひとりひとりが理解している必要があるわけです。
うわべだけの「サービス」が世に氾濫している現代だからこそ、やっぱり“心のこもった対応”が大切なんですね。
ちなみに弊社では、創業以来一度も運送業務をアウトソーシングしたことがありません。
特に現代において、自社便で運送している家具屋さんはかなり少ないですが、実はこれは配送時にお客様が安心して色々相談していただけるためのものです。
まだまだ一流の会社には程遠いですが、一歩ずつそこに向かってスタッフ全員で歩んで参りたいと思います。
先日神戸のある医院のベンチをご依頼いただきました。
内部に収納スペースを取り、また病院という性質上、シート部の張替えが今後し易いように設計させていただきました。
ご新築の設計段階より携わりましたが、清潔感溢れる、しかも豪華な内装にびっくり。
でもこういった空間だからこそ、木のあたたかみをより感じることができるのだと思います。
お客様にもとても喜んでいただきました。
『いざという時には収納できるようなデスクを作ってください』
というご依頼。
実は最近ときどき言われるんです。
・リビングでお子様が勉強できるように
・カウンターで食事をできるように
・習い事の生徒さんのために
等々事情は様々ですが、前々から「格納できるテーブル」ができないものか、悩んでおりました。
壁は弱ければ補強すれば良いだけですが、問題は金物。
なかなかそれに耐えられる金物が見つかりませんでした…
が…
見つけました。
対荷重100KGというすばらしい金物。
前々から言い続けていますが、日本の家具メーカーは金物を知らなすぎなのです。
世界(特にドイツ)にはびっくりするような金物がたくさんありあます。
写真はその金物を使っておつくりしたデスク。
間接照明も入れて、とてもいい感じに仕上がりました。
これからも家具の可能性を引き出していきたいと思います。
最近、
「間仕切り作れますか?」
とよく言われます。
昔と違って、現代ではなるべく1室の間取りを大きく取ります。
お部屋が広々とするメリットは大いにあるのですが、
家具(テレビも!)が綺麗に置くことができないというデメリットも実は併せ持っているのです。
そういった問題の解決策の一つが「間仕切り」の設置。
間仕切りを設置することで、
壁や空間に変化が生まれてあたたかみが増すだけでなく、
その前に置いた家具のランクが1段以上アップして見えるのは私だけでしょうか?