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婚礼家具の活用法 ~洋服ダンスのリメイク~

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この欄で時々ご紹介している、
『婚礼家具』や『洋服ダンス』のリメイク。

これまでも、

横に並べてデスクにしたり、
http://www.fuji21.co.jp/blog/diary.cgi?no=61

長持を全く違うものにリメイクしたり、
http://www.fuji21.co.jp/blog/diary.cgi?no=67

サイズを小さくしたり、
http://www.fuji21.co.jp/blog/diary.cgi?no=173

パソコンデスクにリメイクしたり、
http://www.fuji21.co.jp/blog/diary.cgi?no=182

扉を活用してTV台にリメイクしたり、
http://www.fuji21.co.jp/blog/diary.cgi?no=240

と数々ご紹介してきましたが、今回はまた違った形でのリメイクをご紹介いたします。


今回のご依頼は、
「思い出の詰まった、お母様の家具を何とか形に残したい」
というもの。


私たちは、『家具は使っていただいてこそ価値がある』と思っています。

だから、“実際に使う人に何が必要か”、がとても重要なのです。


今回もお話の中でお客様が言われた、
「本がたくさんあって…」
という言葉から、本棚へのリメイク計画がスタートしました。


この場合単に奥行をカットすれば終わりではありません。
元々洋服を収納するために設計されている為、そのまま棚板を取り付けても、強度は持ちません。
内部もしっかり補強しなければいけないのです。


約1か月半月お預かりして、ようやく完成。


当初は外した扉を再度取り付ける予定だったのですが、
オープンの状態を見ていただいた際に、
「このままの方が使いやすそう」
ということになり、オープン書棚となりました。


実は同じお客様で、整理箪笥→TV台へのリメイクも完成いたしましたので、後日ご紹介いたします。

家電を隠す

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15年ほど前イタリアに住んでいた時に、友人から、
「日本のキッチンは、すごく先進的なんでしょうね」
と言われました。

日本は家電大国。

世界に冠たるメーカーが複数あります。

そんな国のキッチンに対して、勝手に宇宙船のようなキッチンルームを想像していたらしいのです。

もちろん私は大きく否定しておきました。


『欧米のキッチンに比べて、日本のキッチンは圧倒的に劣っている!』

私は断言できます。


正確に言うと、キッチンそのものというより、キッチン周りのゴチャゴチャ感が日本と欧米では全く違います。


おそらく欧米と日本のキッチンの一番違うところは、家電がビルトインされているかどうか。


試しにインテリアの洋書をめくってみてください。

電子レンジがむき出しに置かれている写真はおそらく1枚もありません。。。


対する日本では、レンジをはじめ、炊飯器、トースター、コーヒーメーカー等々色々な家電がたいていキッチンで一番大きな顔をしています。。。


ビルトイン家電も無いわけではないのですが、故障した時のことを考えて、ビルトイン家電を選ぶ方はまだまだ少数派なわけです。


そこでせめて家具ですっきりできないものか、そのひとつの答えが画像のようなキッチン収納。


向かって左側はレンジ・トースター収納になっています。

扉が空いている時の使い勝手は、扉のないオープンな家電収納と全く同じ。
ただ大きく違う点は使わない時にしっかり隠せる点。


ちなみにビルトイン風に置かれている冷蔵庫は、実はマンション完成当初はパントリースペースになっていたスペースを、少し手を加えて冷蔵庫スペースにリフォームしました。


全体はもちろんなのですが、設計者がこのキッチン収納での一番見ていただきたいポイントは炊飯器の収納方法。

炊飯器はどうしても蒸気の関係で、ちょっと目線より下の位置に置く位しか良い方法が無かったのですが、今回お作りした際にはちょっとした発想の転換で、横向きにスライドトレーを取り付け。

これなら正面から見たときにはほとんど存在感を隠すことができます。


今後多用する技になりそうです。

テレビの居場所(続編)

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3月に書かせていただいた、『テレビの居場所』
↓↓↓
http://www.fuji21.co.jp/blog/diary.cgi?no=236

反響を多くいただいたので、その続編を。


今回ご紹介する例も、3月にご紹介した例と基本的な考え方は同じで、『テレビを壁掛けにして、死んでしまっていた奥行を有効に活用する』というもの。


今回も、元々は新築当初から作り付けになっているスペースがもったいないので、そこに収納を作れないか、というご相談でした。

つまりお客様はあまりテレビの位置は気になっておられませんでしたが、私は真っ先にテレビの位置が気になってしまい、
「どうせ造作を撤去する工事が必要なんだから、ついでにテレビを壁掛けにしてみませんか?」
とご提案したところ、トントンと話が進んでいったわけです。


工事後にはお客様より、
「想像以上の出来栄え」
とのお褒めをいただきました。


ちなみに細かい点では、
・既存のテレビ台型スピーカーも、そっくり埋め込んで活用したり、
・天井のダウンライトもそのまま活用したり、(家具の天井がガラスになっています)
とにかく再利用できるものはなるべく利用しております。

カウンター下収納について

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カウンター下のもったいないスペースを活用した収納づくりですが、
そんじょそこらの家具屋さんとは全く違ったご提案ができるのは、
色々なことができる職人が揃っている、富士ならでは。

ただ隙間に合わせた家具をつくるのではなく、
カウンターを一部撤去して、
間仕切り壁も少しめくって、
ピッタリ作った家具で囲んでしまう。

とても後付けとは思えないような出来栄えに、お客様には大変お褒めの言葉をいただきました。

婚礼タンスをテレビボードにリメイク

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『婚礼家具のリメイク』

邪魔な家具の筆頭に挙げられるようになってしまった、婚礼家具。

備え付けのクローゼットが完備されている場合、どうしても持て余してしまう。
でも廃棄してしまうのは忍びない(できない)。。。

家具を作っている我々としては、無残に捨てられるのを見ることはもちろんですが、家の中で邪魔者扱いされている姿を見ることもつらいことなのです。


そこで婚礼タンスのリメイクについて、今まで行ったいくつかの方法をご紹介します。


①3枚扉を2枚扉にリメイク

http://www.kagusyuri.com/repair/05_remake01_furniture/remake_furniture09.htm

一番多い例。

ほとんどのワードローブは、実はBOX部分は搬入や持ち運びのために分けて作られています。
だから「使えるだけ」でよかったら、全く何もしなくても、分けて使うことは可能です。

家具として見栄え良くするのであれば、天板と台輪をカットします。その場合の概算費用は10~15万円です。
(ただし実例のように、引き戸の場合はそれ以上かかることもあります)


②全体を利用して、書棚にリメイクする

これは現在行っているので、仕上がり次第画像をまたご紹介仕様と思いますが、具体的には奥行部分のみをカットして、本棚として使えるようにします。

ただし洋服ダンスは側板が弱いことが多く、本を乗せるための棚板を取り付けるために内部の強度補強が必要になります。
予算的には、2枚戸のワードローブで、約15~20万円位です。


③側部分を利用して、デスクにする

http://www.fuji21.co.jp/blog/diary.cgi?no=182

ほとんどのものは天板部分が使える状態でないため、そこをどうするかがポイントになります。
どのようにお作りするかによって違いますが、一般的な場合10~15万円です。


④扉のみ利用する

これが今回ご紹介したかったもの。
上の5枚の画像が、それです。

画像のものはちょっと特殊な彫りのあるものですが、たいていの婚礼ダンスでも一番お金がかかっているのは扉部分。
だから扉を再利用することが、最も効果的なのではないかと思います。

ちなみにこの家具は亡くなったおばあさまのもので、リメイクしたテレビ台はお孫さんの元にお届けしました。

このようにお作りする場合の費用は、本当にお作りするテレビボードの仕様によって変わりますが、180cm幅のもので25万円前後が目安です。

これからも、おもしろい事例ができたら、ご紹介いたします!

トライやるウィーク

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今年も「トライやるウィーク」の時期がやってきました。

兵庫県にお住まいの方はおそらくご存知だと思いますが、兵庫県内の中学2年生を対象にした、課外授業の一環としての職場体験。震災後、1998年度から実施されています。

昨年の様子
↓↓↓
http://www.fuji21.co.jp/blog/diary.cgi?no=215

一昨年の様子
↓↓↓
http://www.fuji21.co.jp/blog/diary.cgi?no=191


弊社がこの活動に参加させていただくようになって、今年で11年目
となりましたが、今年はなんと女子ばかり6名!

いつもは男臭い工場内ですが、この4日間は全員味わったことのないキャピキャピ感に包まれました。。。


6人中5人が吹奏楽部とのことで、どうせ体験してもらうんだったら身近なものを直そうということになり、学校備品の指揮者用チェア
をみんなできれいに直しました。


来年はどんな中学生が来てくれるのか、今から待ち遠しいです。

富士見会

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4月の初めに、年に一度全社員集合しての総会を行っています。

本社の桜が綺麗な時期なので、会社名とお花見を合わせて
『富士見会』
と呼んでいます。

東京スタッフと関西スタッフが集合して、
午前中は本年度のことについて会議をし、
午後はおしゃれに食事会。

普段はスーツを着ない我々ですが、この日だけはちょっと正装します。
(会社勤めの方にとっては当たり前の格好ですが・・・)


おいしいお食事をして、英気を養って、また仕事に励みます。

あきらめない心

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私たちはあきらめません。

たとえ背が折れて、接着では修理不可能でも、
アームが折れて無くなっていても、
脚が折れてしまっても、
ひとつひとつ手作りでお作りすることで、元通りに蘇らせることができます。

メーカーで修理不可と言われたものでも、ほとんどのものは修理可能です。

お気軽にご相談ください。

テレビの居場所

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何回かご紹介させていただいた、『テレビの居場所』シリーズ。

大きくなったテレビの配置に困っている方は本当に多いです。

今回ご紹介するのは、本日リフォーム工事が終了したお客様の例。


元々は、
「テレビの上のスペースがもったいないので、吊り棚をつくれないか」
というご相談のためにご来店されたのですが、現地を確認したところかなりテレビが大きいため、吊り棚を作ってもそれほど収納力はUPしない。。。

そこで思い切ったご提案をしてみたところ、とても気に入ってくださり、リフォーム工事にまで発展したわけです。

その提案とは、現在のデスクとテレビの位置関係を逆転してしまうというもの。

今までご紹介した例でも共通することですが、テレビ自体の奥行は薄いのに、かなり大きな空間を占領してしまっている。
結局は周辺機器(ブルーレイ、DVD、アンプ等)の奥行が原因で、薄型テレビのメリットがあまり生かされていないのです。

しかしそれらを切り離して考えてみると、こんなにスッキリ!

テレビが占領していたスペースが、しっかり収納に変身しました!


お客様にもとても喜んでいただくことができ、とっても良いリフォームとなりました。

有名なチェアの泣きどころ

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写真は有名なイタリアメーカーのチェア。

曲線が魅力な、とても綺麗なチェアです。

このチェア、実は工房によく持ち込まれます。
(結構遠方から送られて来たりもします)

症状はほとんど写真のように、
『脚が外れてきたんですが…』というもの。


まあ日本人の感覚からすると、
『これだけ荷重がかかる箇所で接いでいたら、そりゃ外れるよな』
という構造。

ではこのチェアが粗悪品なのでしょうか?
イタリアのものづくりがいい加減だということでしょうか?


私はそうは思いません。


そうではなく、それこそが日本と欧米の文化の違いなのだと思うのです。


長く使っていても、寸分の狂いも生じないものづくりではなく、
家具は生活を彩る重要なものだから、当然デザインも大切にする。

壊れたときは身近な修理屋さんに持っていけばいい。


そんな考えが根底にある気がするのです。


チェアやソファの張り布でも、欧米では日本で考えられないほど薄手のものが使われていたりします。

日本の布メーカーの強度基準で考えると、信じられないような生地もあります。

でも、そういった布の柄や発色は、なかなか日本では手に入らないことも事実なのです。


どちらが正しいのかはわかりませんが、
『直して使う』
文化そのものは、もっと日本にも広まっても良いのではないでしょうか。