




先日、設計段階よりご相談いただいていたお客様のお家のリフォームが完成したので、家具を納品してまいりました。
リフォームとはいってもほぼ建て替えレベルの大規模工事。
大切なご新居の、家具をほぼ一式ご依頼いただきました。
新しくお作りしたものもあれば、今まで使われていた家具を今風にリメイクしたものもあります。
①テレビ台
テレビが入りきらなくなって、ただの物置となっていたテレビ台を今風にリメイク。
デッキ収納+ルンバ(ルーロ)格納部分は、既存家具に似せて家具を追加製作し、お部屋に馴染んだテレビ台に生まれ変わりました。
②ダイニングセット
立派な一枚板の座卓をお持ちだったので、弊社オリジナル脚を組み合わせました。
同時に天板の再塗装もさせていただいたので、完全に新品同様のかっこいい一枚板ダイニングテーブルに生まれ変わりました。
チェアは、座り心地が一発で気に入って頂けたチェアを合わせました。
あえて色を統一しないことで、今後の発展に制約のない、あたたかな空間になりました。
③ソファ
お酒好きのご夫婦(そういえば私が仲良くなるお客様は、お酒好きな人が多い。なぜでしょう? 類は友を呼ぶ!?)は、よくご友人を招いてお食事会をされるそうで、「2人が寝られるソファを作ってください」というご要望。
以前に全く同じご要望でお作りしたソファ↓↓↓
http://www.fuji21.co.jp/ordermade/03_sofa/sofa127.htm
をご提案したら、とても気に入っていただき、その形をベースにしてお部屋に合わせてお作りしました。
合わせてセットしているセンターテーブルは、再塗装されて生まれ変わったものを、またお使いいただいています。
元々は家具の修理についてご相談をお受けしていたのですが、お話しているうちに私たちのプランニングを気に入っていただき、たくさんのご注文をいただくことになりました。
そしてご新居での生活をスタートされたお客様から、
「やっぱり昔からある家具が形を変えてでも残っているから、空間がとても落ち着きます。頼んで良かった!」
と最高の賛辞をいただきました。
古い家具を何が何でも使い続けることが、決してベストだとは思いません。
ただ、古いものには、言葉では表せない『あたたかみ』があることも事実です。
今の生活に合わなくなったら、『合うようにリメイクする』ことだってできるのです。
画像から何か感じていただくことがあれば、とてもうれしいです。